はじめに
お金を数える夢は、キリスト者に好奇心、不安、良心のうちなる促し、あるいは希望といったさまざまな反応を引き起こすことがあります。お金は聖書において最も感情的な象徴の一つであるため、そのような夢は自然に神学的な問いを投げかけます。しかしキリスト者は、聖書が夢の辞書ではないことを認識すべきです。聖書は眠りに見るすべてのイメージに対して一対一のコードを提供するわけではありません。むしろ、聖書は象徴的な枠組みと神学的カテゴリーを提示し、それらが忠実に、聖書中心に何を意味するかを見分ける助けとなります。夢を責任を持って解釈するということは、夢を自動的な啓示として扱うのではなく、聖書、祈り、共同体の分別の光にかけることを意味します。
聖書における象徴
お金と計算は、聖書の中でさまざまな意味合いで現れます。多くの場合、物質的な富は祝福を表しますが、誘惑、誤った信頼、責任、あるいは管理の測定を象徴することもあります。物語や教えの中にある計数、会計、管理の言語は、物的資源を道徳的・霊的主題と結びつけます。すなわち、私たちが持っているものをどう用いるか、誰に仕えるか、そして神が忠実な管理をどのように裁かれるかということです。
19あなたがたは自分のために、虫が食い、さびがつき、また、盗人らが押し入って盗み出すような地上に、宝をたくわえてはならない。 20むしろ自分のため、虫も食わず、さびもつかず、また、盗人らが押し入って盗み出すこともない天に、宝をたくわえなさい。 21あなたの宝のある所には、心もあるからである。
だれも、ふたりの主人に兼ね仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛し、あるいは、一方に親しんで他方をうとんじるからである。あなたがたは、神と富とに兼ね仕えることはできない。
それから人々にむかって言われた、「あらゆる貪欲に対してよくよく警戒しなさい。たといたくさんの物を持っていても、人のいのちは、持ち物にはよらないのである」。
金銭を愛することは、すべての悪の根である。ある人々は欲ばって金銭を求めたため、信仰から迷い出て、多くの苦痛をもって自分自身を刺しとおした。
14For the kingdom of heaven is as a man travelling into a far country, who called his own servants, and delivered unto them his goods. 15And unto one he gave five talents, to another two, and to another one; to every man according to his several ability; and straightway took his journey. 16Then he that had received the five talents went and traded with the same, and made them other five talents. 17And likewise he that had received two, he also gained other two. 18But he that had received one went and digged in the earth, and hid his lord’s money. 19After a long time the lord of those servants cometh, and reckoneth with them. 20And so he that had received five talents came and brought other five talents, saying, Lord, thou deliveredst unto me five talents: behold, I have gained beside them five talents more. 21His lord said unto him, Well done, thou good and faithful servant: thou hast been faithful over a few things, I will make thee ruler over many things: enter thou into the joy of thy lord. 22He also that had received two talents came and said, Lord, thou deliveredst unto me two talents: behold, I have gained two other talents beside them. 23His lord said unto him, Well done, good and faithful servant; thou hast been faithful over a few things, I will make thee ruler over many things: enter thou into the joy of thy lord. 24Then he which had received the one talent came and said, Lord, I knew thee that thou art an hard man, reaping where thou hast not sown, and gathering where thou hast not strawed: 25And I was afraid, and went and hid thy talent in the earth: lo, there thou hast that is thine. 26His lord answered and said unto him, Thou wicked and slothful servant, thou knewest that I reap where I sowed not, and gather where I have not strawed: 27Thou oughtest therefore to have put my money to the exchangers, and then at my coming I should have received mine own with usury. 28Take therefore the talent from him, and give it unto him which hath ten talents. 29For unto every one that hath shall be given, and he shall have abundance: but from him that hath not shall be taken away even that which he hath. 30And cast ye the unprofitable servant into outer darkness: there shall be weeping and gnashing of teeth.
16そこで一つの譬を語られた、「ある金持の畑が豊作であった。 17そこで彼は心の中で、『どうしようか、わたしの作物をしまっておく所がないのだが』と思いめぐらして 18言った、『こうしよう。わたしの倉を取りこわし、もっと大きいのを建てて、そこに穀物や食糧を全部しまい込もう。 19そして自分の魂に言おう。たましいよ、おまえには長年分の食糧がたくさんたくわえてある。さあ安心せよ、食え、飲め、楽しめ』。 20すると神が彼に言われた、『愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか』。 21自分のために宝を積んで神に対して富まない者は、これと同じである」。
これらの箇所は、聖書におけるお金が内面的な態度、忠実な管理への呼びかけ、そして所有物が心を支配してしまう危険性を指し示しうることを示しています。特に「数える」ことは評価、細部への注意、会計的な姿勢を示唆し、それは忠実な管理であることもあれば不安に満ちたこだわりであることもあります。
聖書的伝統における夢
聖書は、特に旧約において、神が救済史の中で語られた手段の一つとして夢を記録しています。ヨセフやダニエルは、神から与えられた解釈が公的な帰結をもたらした代表的な人物です。同時に、聖書の物語は夢を慎重に扱います。夢は試され、解釈され、神の啓示された言葉と照らし合わせて吟味されます。キリスト教神学は、神が夢を用いることがあっても、それらは注意深い分別を要し、聖書と敬虔な知恵によって測られなければならないことを肯定します。
1二年の後パロは夢を見た。夢に、彼はナイル川のほとりに立っていた。 2すると、その川から美しい、肥え太った七頭の雌牛が上がってきて葦を食っていた。 3その後、また醜い、やせ細った他の七頭の雌牛が川から上がってきて、川の岸にいた雌牛のそばに立ち、 4その醜い、やせ細った雌牛が、あの美しい、肥えた七頭の雌牛を食いつくした。ここでパロは目が覚めた。 5彼はまた眠って、再び夢を見た。夢に、一本の茎に太った良い七つの穂が出てきた。 6その後また、やせて、東風に焼けた七つの穂が出てきて、 7そのやせた穂が、あの太って実った七つの穂をのみつくした。ここでパロは目が覚めたが、それは夢であった。 8朝になって、パロは心が騒ぎ、人をつかわして、エジプトのすべての魔術師とすべての知者とを呼び寄せ、彼らに夢を告げたが、これをパロに解き明かしうる者がなかった。 9そのとき給仕役の長はパロに告げて言った、「わたしはきょう、自分のあやまちを思い出しました。 10かつてパロがしもべらに向かって憤り、わたしと料理役の長とを侍衛長の家の監禁所にお入れになった時、 11わたしも彼も一夜のうちに夢を見、それぞれ意味のある夢を見ましたが、 12そこに侍衛長のしもべで、ひとりの若いヘブルびとがわれわれと共にいたので、彼に話したところ、彼はわれわれの夢を解き明かし、その夢によって、それぞれ解き明かしをしました。 13そして彼が解き明かしたとおりになって、パロはわたしを職に返し、彼を木に掛けられました」。 14そこでパロは人をつかわしてヨセフを呼んだ。人々は急いで彼を地下の獄屋から出した。ヨセフは、ひげをそり、着物を着替えてパロのもとに行った。 15パロはヨセフに言った、「わたしは夢を見たが、これを解き明かす者がない。聞くところによると、あなたは夢を聞いて、解き明かしができるそうだ」。 16ヨセフはパロに答えて言った、「いいえ、わたしではありません。神がパロに平安をお告げになりましょう」。 17パロはヨセフに言った、「夢にわたしは川の岸に立っていた。 18その川から肥え太った、美しい七頭の雌牛が上がってきて葦を食っていた。 19その後、弱く、非常に醜い、やせ細った他の七頭の雌牛がまた上がってきた。わたしはエジプト全国で、このような醜いものをまだ見たことがない。 20ところがそのやせた醜い雌牛が、初めの七頭の肥えた雌牛を食いつくしたが、 21腹にはいっても、腹にはいった事が知れず、やはり初めのように醜かった。ここでわたしは目が覚めた。 22わたしはまた夢をみた。一本の茎に七つの実った良い穂が出てきた。 23その後、やせ衰えて、東風に焼けた七つの穂が出てきたが、 24そのやせた穂が、あの七つの良い穂をのみつくした。わたしは魔術師に話したが、わたしにそのわけを示しうる者はなかった」。 25ヨセフはパロに言った、「パロの夢は一つです。神がこれからしようとすることをパロに示されたのです。 26七頭の良い雌牛は七年です。七つの良い穂も七年で、夢は一つです。 27あとに続いて、上がってきた七頭のやせた醜い雌牛は七年で、東風に焼けた実の入らない七つの穂は七年のききんです。 28わたしがパロに申し上げたように、神がこれからしようとすることをパロに示されたのです。 29エジプト全国に七年の大豊作があり、 30その後七年のききんが起り、その豊作はみなエジプトの国で忘れられて、そのききんは国を滅ぼすでしょう。 31後に来るそのききんが、非常に激しいから、その豊作は国のうちで記憶されなくなるでしょう。 32パロが二度重ねて夢を見られたのは、この事が神によって定められ、神がすみやかにこれをされるからです。 33それゆえパロは今、さとく、かつ賢い人を尋ね出してエジプトの国を治めさせなさい。 34パロはこうして国中に監督を置き、その七年の豊作のうちに、エジプトの国の産物の五分の一を取り、 35続いて来る良い年々のすべての食糧を彼らに集めさせ、穀物を食糧として、パロの手で町々にたくわえ守らせなさい。 36こうすれば食糧は、エジプトの国に臨む七年のききんに備えて、この国のためにたくわえとなり、この国はききんによって滅びることがないでしょう」。 37この事はパロとそのすべての家来たちの目にかなった。 38そこでパロは家来たちに言った、「われわれは神の霊をもつこのような人を、ほかに見いだし得ようか」。 39またパロはヨセフに言った、「神がこれを皆あなたに示された。あなたのようにさとく賢い者はない。 40あなたはわたしの家を治めてください。わたしの民はみなあなたの言葉に従うでしょう。わたしはただ王の位でだけあなたにまさる」。 41パロは更にヨセフに言った、「わたしはあなたをエジプト全国のつかさとする」。 42そしてパロは指輪を手からはずして、ヨセフの手にはめ、亜麻布の衣服を着せ、金の鎖をくびにかけ、 43自分の第二の車に彼を乗せ、「ひざまずけ」とその前に呼ばわらせ、こうして彼をエジプト全国のつかさとした。 44ついでパロはヨセフに言った、「わたしはパロである。あなたの許しがなければエジプト全国で、だれも手足を上げることはできない」。 45パロはヨセフの名をザフナテ・パネアと呼び、オンの祭司ポテペラの娘アセナテを妻として彼に与えた。ヨセフはエジプトの国を巡った。 46ヨセフがエジプトの王パロの前に立った時は三十歳であった。ヨセフはパロの前を出て、エジプト全国をあまねく巡った。 47さて七年の豊作のうちに地は豊かに物を産した。 48そこでヨセフはエジプトの国にできたその七年間の食糧をことごとく集め、その食糧を町々に納めさせた。すなわち町の周囲にある畑の食糧をその町の中に納めさせた。 49ヨセフは穀物を海の砂のように、非常に多くたくわえ、量りきれなくなったので、ついに量ることをやめた。 50ききんの年の来る前にヨセフにふたりの子が生れた。これらはオンの祭司ポテペラの娘アセナテが産んだのである。 51ヨセフは長子の名をマナセと名づけて言った、「神がわたしにすべての苦難と父の家のすべての事を忘れさせられた」。 52また次の子の名をエフライムと名づけて言った、「神がわたしを悩みの地で豊かにせられた」。 53エジプトの国にあった七年の豊作が終り、 54ヨセフの言ったように七年のききんが始まった。そのききんはすべての国にあったが、エジプト全国には食物があった。 55やがてエジプト全国が飢えた時、民はパロに食物を叫び求めた。そこでパロはすべてのエジプトびとに言った、「ヨセフのもとに行き、彼の言うようにせよ」。 56ききんが地の全面にあったので、ヨセフはすべての穀倉を開いて、エジプトびとに売った。ききんはますますエジプトの国に激しくなった。 57ききんが全地に激しくなったので、諸国の人々がエジプトのヨセフのもとに穀物を買うためにきた。
1ネブカデネザルの治世の第二年に、ネブカデネザルは夢を見、そのために心に思い悩んで眠ることができなかった。 2そこで王は命じて王のためにその夢を解かせようと、博士、法術士、魔術士、カルデヤびとを召させたので、彼らはきて王の前に立った。 3王は彼らにむかって、「わたしは夢を見たが、その夢を知ろうと心に思い悩んでいる」と言ったので、 4カルデヤびとらはアラム語で王に言った、「王よ、とこしえに生きながらえられますように。どうぞしもべらにその夢をお話しください。わたしたちはその解き明かしを申しあげましょう」。 5王は答えてカルデヤびとに言った、「わたしの言うことは必ず行う。あなたがたがもしその夢と、その解き明かしを、わたしに示さないならば、あなたがたの身は切り裂かれ、あなたがたの家は滅ぼされる。 6しかし、その夢とその解き明かしとを示すならば、贈り物と報酬と大いなる栄誉とを、わたしから受けるだろう。それゆえその夢とその解き明かしとを、わたしに示しなさい」。 7彼らは再び答えて言った、「王よ、しもべらにその夢をお話しください。そうすればわたしたちはその解き明かしを示しましょう」。 8王は答えて言った、「あなたがたはわたしが言ったことは、必ず行うことを承知しているので、時を延ばそうとしているのを、わたしは確かに知っている。 9もしその夢をわたしに示さないならば、あなたがたの受ける刑罰はただ一つあるのみだ。あなたがたは一致して、偽りと、欺きの言葉をわたしの前に述べて、時の変るのを待とうとしているのだ。まずその夢をわたしに示しなさい。そうすれば、わたしはあなたがたがその解き明かしをも、示しうることを知るだろう」。 10カルデヤびとらは王の前に答えて言った、「世の中には王のその要求に応じうる者はひとりもありません。どんな大いなる力ある王でも、このような事を、博士、法術士、カルデヤびとに尋ねた者はありませんでした。 11王の尋ねられる事はむずかしい事であって、肉なる者と共におられない神々を除いては、王の前にこれを示しうる者はないでしょう」。 12これによって王は怒り、かつ大いに憤り、バビロンの知者をすべて滅ぼせと命じた。 13この命令が発せられたので、知者らは殺されることになった。またダニエルとその同僚をも殺そうと求めた。 14そして王の侍衛の長アリオクが、バビロンの知者らを殺そうと出てきたので、ダニエルは思慮と知恵とをもってこれに応答した。 15すなわち王の高官アリオクに「どうして王はそんなにきびしい命令を出されたのですか」と言った。アリオクがその事をダニエルに告げ知らせると、 16ダニエルは王のところへはいっていって、その解き明かしを示すために、しばらくの時を与えられるよう王に願った。 17それからダニエルは家に帰り、同僚のハナニヤ、ミシャエルおよびアザリヤにこの事を告げ知らせ、 18共にこの秘密について天の神のあわれみを請い、ダニエルとその同僚とが、他のバビロンの知者と共に滅ぼされることのないように求めた。 19ついに夜の幻のうちにこの秘密がダニエルに示されたので、ダニエルは天の神をほめたたえた。 20ダニエルは言った、「神のみ名は永遠より永遠に至るまでほむべきかな、知恵と権能とは神のものである。 21神は時と季節とを変じ、王を廃し、王を立て、知者に知恵を与え、賢者に知識を授けられる。 22神は深妙、秘密の事をあらわし、暗黒にあるものを知り、光をご自身のうちに宿す。 23わが先祖たちの神よ、あなたはわたしに知恵と力とを賜い、今われわれがあなたに請い求めたところのものをわたしに示し、王の求めたことをわれわれに示されたので、わたしはあなたに感謝し、あなたをさんびします」。 24そこでダニエルは、王がバビロンの知者たちを滅ぼすことを命じておいたアリオクのもとへ行って、彼にこう言った、「バビロンの知者たちを滅ぼしてはなりません。わたしを王の前に連れて行ってください。わたしはその解き明かしを王に示します」。 25アリオクは急いでダニエルを王の前に連れて行き、王にこう言った、「ユダから捕え移した者の中に、その解き明かしを王にお知らせすることのできる、ひとりの人を見つけました」。 26王は答えて、ベルテシャザルという名のダニエルに言った、「あなたはわたしが見た夢と、その解き明かしとをわたしに知らせることができるのか」。 27ダニエルは王に答えて言った、「王が求められる秘密は、知者、法術士、博士、占い師など、これを王に示すことはできません。 28しかし秘密をあらわすひとりの神が天におられます。彼は後の日に起るべき事を、ネブカデネザル王に知らされたのです。あなたの夢と、あなたが床にあって見た脳中の幻はこれです。 29王よ、あなたが床におられたとき、この後どんな事があろうかと、思いまわされたが、秘密をあらわされるかたが、将来どんな事が起るかを、あなたに知らされたのです。 30この秘密をわたしにあらわされたのは、すべての生ける者にまさって、わたしに知恵があるためではなく、ただその解き明かしを、王にお知らせすることによって、あなたが心に思われたことを、お知りになるためです。 31王よ、あなたは一つの大いなる像が、あなたの前に立っているのを見られました。その像は大きく、非常に光り輝いて、恐ろしい外観をもっていました。 32その像の頭は純金、胸と両腕とは銀、腹と、ももとは青銅、 33すねは鉄、足の一部は鉄、一部は粘土です。 34あなたが見ておられたとき、一つの石が人手によらずに切り出されて、その像の鉄と粘土との足を撃ち、これを砕きました。 35こうして鉄と、粘土と、青銅と、銀と、金とはみな共に砕けて、夏の打ち場のもみがらのようになり、風に吹き払われて、あとかたもなくなりました。ところがその像を撃った石は、大きな山となって全地に満ちました。 36これがその夢です。今わたしたちはその解き明かしを、王の前に申しあげましょう。 37王よ、あなたは諸王の王であって、天の神はあなたに国と力と勢いと栄えとを賜い、 38また人の子ら、野の獣、空の鳥はどこにいるものでも、皆これをあなたの手に与えて、ことごとく治めさせられました。あなたはあの金の頭です。 39あなたの後にあなたに劣る一つの国が起ります。また第三に青銅の国が起って、全世界を治めるようになります。 40第四の国は鉄のように強いでしょう。鉄はよくすべての物をこわし砕くからです。鉄がこれらをことごとく打ち砕くように、その国はこわし砕くでしょう。 41あなたはその足と足の指を見られましたが、その一部は陶器師の粘土、一部は鉄であったので、それは分裂した国をさします。しかしあなたが鉄と粘土との混じったのを見られたように、その国には鉄の強さがあるでしょう。 42その足の指の一部は鉄、一部は粘土であったように、その国は一部は強く、一部はもろいでしょう。 43あなたが鉄と粘土との混じったのを見られたように、それらは婚姻によって、互に混ざるでしょう。しかし鉄と粘土とは相混じらないように、かれとこれと相合することはありません。 44それらの王たちの世に、天の神は一つの国を立てられます。これはいつまでも滅びることがなく、その主権は他の民にわたされず、かえってこれらのもろもろの国を打ち破って滅ぼすでしょう。そしてこの国は立って永遠に至るのです。 45一つの石が人手によらずに山から切り出され、その石が鉄と、青銅と、粘土と、銀と、金とを打ち砕いたのを、あなたが見られたのはこの事です。大いなる神がこの後に起るべきことを、王に知らされたのです。その夢はまことであって、この解き明かしは確かです」。 46そこでネブカデネザル王はひれ伏して、ダニエルを拝し、供え物と薫香とを、彼にささげることを命じた。 47そして王はダニエルに答えて言った、「あなたがこの秘密をあらわすことができたのを見ると、まことに、あなたがたの神は神々の神、王たちの主であって、秘密をあらわされるかただ」。 48こうして王はダニエルに高い位を授け、多くの大いなる贈り物を与えて、彼をバビロン全州の総督とし、またバビロンの知者たちを統轄する者の長とした。 49王はまたダニエルの願いによって、シャデラクとメシャクとアベデネゴを任命して、バビロン州の事務をつかさどらせた。ただしダニエルは王の宮にとどまっていた。
夢に対する可能な聖書的解釈
以下は、お金を数える夢に対する神学的な可能性を示したものです。それぞれは予言的な断定ではなく、牧会的かつ聖書的な読み方として提示されています。
1. 管理と説明責任への招き
夢の中でお金を数えることは、神があなたに資源の管理を点検するよう招いている象徴である可能性があります。新約は繰り返し、所有を王国のために忠実に管理すべき委託と位置づけます。集計や会計のイメージは、金銭上の選択や献金、時間や才能の使い方を見直す必要を指し示すかもしれません。この読み方は罪責よりも責任を強調します。
14For the kingdom of heaven is as a man travelling into a far country, who called his own servants, and delivered unto them his goods. 15And unto one he gave five talents, to another two, and to another one; to every man according to his several ability; and straightway took his journey. 16Then he that had received the five talents went and traded with the same, and made them other five talents. 17And likewise he that had received two, he also gained other two. 18But he that had received one went and digged in the earth, and hid his lord’s money. 19After a long time the lord of those servants cometh, and reckoneth with them. 20And so he that had received five talents came and brought other five talents, saying, Lord, thou deliveredst unto me five talents: behold, I have gained beside them five talents more. 21His lord said unto him, Well done, thou good and faithful servant: thou hast been faithful over a few things, I will make thee ruler over many things: enter thou into the joy of thy lord. 22He also that had received two talents came and said, Lord, thou deliveredst unto me two talents: behold, I have gained two other talents beside them. 23His lord said unto him, Well done, good and faithful servant; thou hast been faithful over a few things, I will make thee ruler over many things: enter thou into the joy of thy lord. 24Then he which had received the one talent came and said, Lord, I knew thee that thou art an hard man, reaping where thou hast not sown, and gathering where thou hast not strawed: 25And I was afraid, and went and hid thy talent in the earth: lo, there thou hast that is thine. 26His lord answered and said unto him, Thou wicked and slothful servant, thou knewest that I reap where I sowed not, and gather where I have not strawed: 27Thou oughtest therefore to have put my money to the exchangers, and then at my coming I should have received mine own with usury. 28Take therefore the talent from him, and give it unto him which hath ten talents. 29For unto every one that hath shall be given, and he shall have abundance: but from him that hath not shall be taken away even that which he hath. 30And cast ye the unprofitable servant into outer darkness: there shall be weeping and gnashing of teeth.
1イエスはまた、弟子たちに言われた、「ある金持のところにひとりの家令がいたが、彼は主人の財産を浪費していると、告げ口をする者があった。 2そこで主人は彼を呼んで言った、『あなたについて聞いていることがあるが、あれはどうなのか。あなたの会計報告を出しなさい。もう家令をさせて置くわけにはいかないから』。 3この家令は心の中で思った、『どうしようか。主人がわたしの職を取り上げようとしている。土を掘るには力がないし、物ごいするのは恥ずかしい。 4そうだ、わかった。こうしておけば、職をやめさせられる場合、人々がわたしをその家に迎えてくれるだろう』。 5それから彼は、主人の負債者をひとりびとり呼び出して、初めの人に、『あなたは、わたしの主人にどれだけ負債がありますか』と尋ねた。 6『油百樽です』と答えた。そこで家令が言った、『ここにあなたの証書がある。すぐそこにすわって、五十樽と書き変えなさい』。 7次に、もうひとりに、『あなたの負債はどれだけですか』と尋ねると、『麦百石です』と答えた。これに対して、『ここに、あなたの証書があるが、八十石と書き変えなさい』と言った。 8ところが主人は、この不正な家令の利口なやり方をほめた。この世の子らはその時代に対しては、光の子らよりも利口である。 9またあなたがたに言うが、不正の富を用いてでも、自分のために友だちをつくるがよい。そうすれば、富が無くなった場合、あなたがたを永遠のすまいに迎えてくれるであろう。 10小事に忠実な人は、大事にも忠実である。そして、小事に不忠実な人は大事にも不忠実である。 11だから、もしあなたがたが不正の富について忠実でなかったら、だれが真の富を任せるだろうか。 12また、もしほかの人のものについて忠実でなかったら、だれがあなたがたのものを与えてくれようか。 13どの僕でも、ふたりの主人に兼ね仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛し、あるいは、一方に親しんで他方をうとんじるからである。あなたがたは、神と富とに兼ね仕えることはできない」。
2. 執着や誘惑の露呈
お金はしばしば心の試みとして機能します。夢でお金を数えていることは、富への執着や安全に対する不安という内面の葛藤を反映している可能性があります。聖書は富の誘惑や、金銭への愛が神への献身を置き換えてしまうことについて警告します。もし夢が不安を引き起こすなら、それは悔い改めと秩序の回復を必要とする偶像を表面化させているのかもしれません。
だれも、ふたりの主人に兼ね仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛し、あるいは、一方に親しんで他方をうとんじるからである。あなたがたは、神と富とに兼ね仕えることはできない。
金銭を愛することは、すべての悪の根である。ある人々は欲ばって金銭を求めたため、信仰から迷い出て、多くの苦痛をもって自分自身を刺しとおした。
それから人々にむかって言われた、「あらゆる貪欲に対してよくよく警戒しなさい。たといたくさんの物を持っていても、人のいのちは、持ち物にはよらないのである」。
3. 供給と神の配慮についての心配
ある人にとって、夢の中でお金を数えることは、糧の確保に関する正当な心配を表すことがあります。聖書は必要に関する不安を扱い、神の配慮に信頼することを勧めます。このような夢は、その心配を主に委ね、供給のための現実的な歩みを点検し、恐れに駆られるのではなくまず神の御国を求めるよう招く機会となり得ます。
31だから、何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな。 32これらのものはみな、異邦人が切に求めているものである。あなたがたの天の父は、これらのものが、ことごとくあなたがたに必要であることをご存じである。 33まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。
4. 神の裁きや道徳的評価の象徴
数えることは、行いと管理が神の前で検討されるという聖書的テーマを想起させます。聖書は、私たちの忠実さが評価される未来の審判について語ります。お金を数える夢は、象徴的に測られていると感じることを表しているかもしれず、資源の用い方の倫理的誠実さと永遠的意義に注意を促します。
なぜなら、わたしたちは皆、キリストのさばきの座の前にあらわれ、善であれ悪であれ、自分の行ったことに応じて、それぞれ報いを受けねばならないからである。
5. 悔い改めと償いへの促し
もし夢が金銭に関する不正や不誠実について良心を刺激するなら、それは悔い改めと修復へ向かう牧会的な促しとなり得ます。ザアカイの回心のような聖書の物語は、償いと資源の変革的な使用が真の悔い改めの証であることを強調します。夢は道徳的感受性を目覚めさせる役割を果たし得ますが、次の適切な一歩は聖書と共同体に基づく行動です。
ザアカイは立って主に言った、「主よ、わたしは誓って自分の財産の半分を貧民に施します。また、もしだれかから不正な取立てをしていましたら、それを四倍にして返します」。
だから、自分の罪をぬぐい去っていただくために、悔い改めて本心に立ちかえりなさい。
牧会的省察と分別
キリスト者が金を数える生々しい夢を見たとき、最初の反応は恐れるのではなく、祈り深く慎重であるべきです。実際的な手立てとしては、夢を祈りのうちに主の前に持ち出し、知恵を求め、印象を聖書に照らして試すことが含まれます。成熟した信徒や牧師から助言を求め、夢を聖書の教えの光で衡量するのを手伝ってもらいましょう。悔い改めへ導く正当な良心の促しと、牧会的配慮や現実的な計画を要する強迫的な不安とを区別することが重要です。神に明瞭さを求め、霊的熟考と共に予算作成、財務判断のための助言を求めること、貪欲への是正としての寛容さの実践といった正直な実務的手段を結びつけてください。
あなたがたのうち、知恵に不足している者があれば、その人は、とがめもせずに惜しみなくすべての人に与える神に、願い求めるがよい。そうすれば、与えられるであろう。
何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。
結論
夢の中でお金を数えることは、忠実な管理への招き、誤った執着の露呈、供給に対する神への信頼の呼びかけ、神による象徴的な会計の感覚、あるいは悔い改めと償いへの招集といった、いくつかの聖書に根ざした意味を持ち得ます。これらの解釈のどれも自動的な予言として扱うべきではありません。聖書に従う道は、祈り、聖書、賢明な助言によって応答し、神の言葉が理解と行動を形作るようにすることです。そのようにして、夢は恐れの源ではなく、より大きな忠実さへの契機となります。